






カサ子さんの質問
- 肌にやさしい石けんを使えば、泡立てる必要はないの?
- 泡立ちにくい石けんを泡立てる方法を知りたい。
ということで、今回はカサ子さんの質問に答えていきたいと思います。
洗顔泡立て器は使うの面倒なんじゃない?

でもせっかく持ってるし、どうにか泡立って欲しいのよ。




それに、泡立てネットより衛生的だからっていう理由で使ってる人も多いみたいよ。


洗顔泡立て器って何?
洗顔泡立て器は、手持ちの石けんや洗顔料から、たった20秒くらいで簡単に、キメの細かい弾力のある泡が大量に作れるアイテムです。
泡で出てくる、洗顔料を使わなくても、現在使用中のもので濃密泡が作れるところがポイントです。
しかも、今回使用するタイプは、従来品より容量が増えたので、洗顔以外にもボディーソープやシャンプーの泡立てにも使えます。



洗顔泡立て器「あわわ」の使い方

平らな面に、付属の吸盤をセットする

容器の内側の線

容器を吸盤の上にセット

水を入れる

洗顔フォームを入れる

フタを閉める

スティックを上げ下げする

20秒くらい動かしていると、だんだんスティックに泡の重みを感じてきます。
スティックがかなり重くなる

完成!


出してみる

逆さにしてみる

弾力を確認する




泡洗顔がいい理由

泡洗顔のメリット
- 肌と手の摩擦を減らせる。
- 肌の脂や汚れを落としやすくする。
洗顔の時に、泡立ちが少ないと、肌をこすって刺激になったり、汚れが十分に落ちない可能性があります。
例えば、泡の量が少ない状態で、毛穴の黒ずみが気になるからと、小鼻をゴシゴシこすって毛穴の汚れを落とそうとしても、肌に刺激を与えるだけで毛穴の黒ずみは落ちません。
かえって、炎症がおきて毛穴が目立ってしまいます。
また泡には、肌の汚れを吸着して、浮かび上がらせる働きがあります。
そのため、肌の汚れを、泡と一緒に洗い流すことが出来るのです。

泡洗顔のポイント
泡を転がすように、肌の上で泡と汚れを馴染ませて、洗い流せばOK!


洗顔にはキメ細かい泡の方がいい理由

キメ細かい泡が良い理由
- 細かい泡には弾力がある。
- 弾力がある泡はヘタリにくい。
- すると、肌をこするリスクがもっと減る。
- 泡切れがいいので洗顔料が肌に残りにくい。
- 顔につけると気持ちがいい。
弾力のある泡は、水分が多くないので簡単にヘタレません。
このため、弾力のある泡を肌にのせても、泡がタレにくいため、手と肌の間でのクッション性が高まります。
また、細かな泡は泡切れが良いため、洗浄剤が皮膚に残りにくいと言われています。






セラミドの詳しい説明はこちら。
注意ポイント
特に乾燥肌や敏感肌の場合は、肌のセラミドが減っている可能性があるので注意が必要です。肌に直接触れないように、たっぷりの泡で、肌に洗顔料を長い時間置かないように、ぬるま湯で素速くすすぎましょう。

泡立ちにくい石けんの泡立ちを比べてみる


手で泡立ててみる

使う石けんはこちら

手を濡らして、石けんをつける




石けんが手についたところ

泡立て完了!



泡立てネットで泡立ててみる

泡立てネット

ネットに入れて、濡らして泡立てていく

もんでみる

泡立て完了!


洗顔泡立て器で泡立ててみる

石けんをつける

これくらい

泡立て完了!

手に出してみる


- 手
- ネット
- 泡立器

カサ子さんの結論



カサ子さんの結論
- 洗顔は、成分に関わらず泡立てた方が良い。
- 乾燥肌の私は特に、直接肌に触れずに汚れを落とす必要があった。
- 泡だてにくい石けんでも、泡立てネットや洗顔泡立て器を使えば、簡単に泡が立つ。
- 洗顔泡立て器は、面倒じゃなかった。
まとめ
洗顔料の洗浄力は泡立ちの量で見分けがつくと言われています。
洗顔料に含まれる洗浄剤は、ある程度の濃度がなければ、泡が立ちません。
つまり、洗浄力のある洗顔料は泡立ちが良いと言うことになります。
注意ポイント
敏感肌や乾燥肌の場合は、洗浄力が強すぎる洗顔料は、成分が刺激になることがあります。シンプルな成分の石鹸を選びましょう。
また、洗顔の時に、顔を濡らして手や泡立てネットで泡を作る場合、慣れてない場合や泡立ちが悪い石けんなどは、泡立つまで時間がかかってしまいます。
そして、泡立てている間に、肌に付いている水が蒸発し、その時に肌の潤いも一緒に蒸発するため、これが乾燥の原因になる場合があります。

今回使った、泡立て器
シンプルな成分の石鹸